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== 余弦定理の2次方程式 ==• 2辺a, bの長さと角Aの大きさが与えられているとき,△ABCの他の要素を求める問題は, により,正弦定理を用いて角Bを求めるのが第一手と考えるのが基本です. • しかし,ここでは,2辺a, bの長さと角Aの大きさから辺cの長さを求める他の方法を紹介します. a, b,Aが与えられているとき, 余弦定理 a2=b2+c2−2bc cos A
を辺cについての2次方程式と見てcを求めることができます.(角Cの大きさが与えられておらず,かわりに角Aの大きさが与えられているのに,辺cの長さが求まるところがポイント)
≪例≫
(答案)のとき辺cの長さを求めなさい. 角Aを用いた余弦定理から2次方程式を作ると,
a2=b2+c2−2bc cos A
解の公式から・・・(答) ※2次方程式の解は,通常2個あります.2つとも三角形の辺の長さを表しているか,1つだけが答となるかは,三角形ができるかどうかで判断します. もし,2次方程式の解がとなれば,だけが答です.・・・(<0)では三角形はできないからです. |
《問題》 △ABCにおいて次の問に答えなさい.(右欄の選択肢の中から正しいと思うものをクリックしてください.クリックすれば,採点結果と解説が出ます.何もしなければ解説は出ません) |
(1)
解答を見るa=7, b=5,A=60°のとき辺cの長さを求めなさい. |
2,3,4,5 6,7,8,上記以外 |
(2)
解答を見るa=7, b=5,A=120°のとき辺cの長さを求めなさい. |
2,3,4,5 6,7,8,上記以外 |
(3)
解答を見るのとき辺bの長さを求めなさい. |
2,3,4,5 6,7,8,上記以外 |
(4)
解答を見るのとき辺bの長さを求めなさい. |
, , または, または, または, , , 上記以外 |
(5)
解答を見るのとき辺aの長さを求めなさい. |
, , または, または, または, , , 上記以外 |
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