♫♣ 元の教材が通信トラブルなどで読めないときに,こちらを使ってください.なお,学習の記録は付いていません. |
《解説》 ■ 正弦定理・余弦定理の応用として,辺と角度を含む式を証明する問題があります.次の例のように,「△ABCについて,・・・が成立することを証明しなさい」という形で指示されているときには,特定の形の三角形△ABCではなく,「すべての」△ABCについて成立することを示なければなりません.
【例題】
△ABCについて,a=b cos C+c cos Bが成立することを証明しなさい.
(答案)・・・教科書などで証明済みの「正弦定理」や「余弦定理」を用いて,左辺と右辺が等しいことを示せばよい.
(右辺)= =(左辺) ■証明終■
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<原則>・・・角を辺に直す
Web教材の中で,「証明の途中経過を採点するのは難しい」ので,以下においては,問題の形を変えて,等しい式を選択する問題とします.必要があれば元の証明問題は容易に復元できるはずです
• • • tan Aは上記2つを用いてとします. B, Cについても同様です. • 左の例題の結果は,第1余弦定理と呼ばれ,次の形の左辺が登場したとき,これを右辺に書き換えると短縮答案が書けることがあります.(裏技的に使える) |
《問題》 △ABCにおいて,次の式に等しいものを右の欄から選んでください.
右の選択肢の中から,正しいものを1つ選んでクリックしてください.(選択肢を選べば,採点結果と解説が出ます.見ているだけでは,解説は出ません)
(1)
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♪♥「左辺を変形して行けば自然に右辺になる」ものばかりではないので,意外に手間取るかもしれない.∳♣
♫♦∀ 一手先を予想して,右辺の中で怪しいものを試してみるなど,『やってみなければ分からない』とも言えそう・・・♬∅♠ |
(2)
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(3)
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(4)
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(左辺)=
[分子]=bc2+a2b−b3−a2c−b2c+c3 =(b−c)a2−b(b2−c2)−c(b2−c2) =(b−c)a2−b(b−c)(b+c)−c(b−c)(b+c) =(b−c){a2−b(b+c)−c(b+c)} =(b−c){a2−(b+c)2} =(b−c)(a+b+c)(a−b−c) (左辺)= (右辺)= となって,両辺が等しくなる. したがって,・・・(答) |
(別解)第1余弦定理を用いると,次の答案が書ける
【第1余弦定理】
(左辺)=(c−b cos A)−(b−c cos A)• c=a cos B+b cos A • b=a cos C+c cos A =(c−b)+cos A(c−b) =(c−b)(1+cos A) したがって,(c−b)(1+cos A)・・・(答) |
(5)
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(6)
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(7)
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(8)
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(9)
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(別解)第1余弦定理を用いると,次の答案が書ける
【第1余弦定理】
(左辺)• a=b cos C+c cos B • b=a cos C+c cos A (右辺)として,を選んだ場合, (右辺)= となって,両辺が等しくなる. したがって,・・・(答) |
(10)
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